やわらかゲームレビュー SFC編


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●ファイナルファンタジー4

小学四年生の時に、なぜかクラスメートの女の子のDちゃんから貰ったゲーム。
製本が甘くてバラバラに崩れたNTT出版の攻略本と一緒に貰った。
Dちゃん、今もお元気ですか。このページみてたらお返事ください。

実はこの頃からFFって軟派なストーリーしてる。だけどストーリーに勢いがあるから上手く誤魔化せてるんだこれが。
FF7とか10と変わらんくらいドラマチックで女の子巡ってあーだこーだ、近未来的なギミックはもうこの辺から全面に出てるし
ドラゴン出たり機械でたり和洋折衷(違うか)な剣&魔法&機械な世界感。でも不思議とバランスは凄く良い。
なんかもう模写されすぎてちょっと笑っちゃうようなコテコテの四天王とかやたら自己犠牲なストーリー展開とか
主人公の覚醒とか仲間の裏切りとか仲間の両親が改造されちゃうとか壁が迫ってきて潰されそうとかギッシリ面白要素が詰まってんだFF4には。
長いイベントの後にラスボスのビッグバーンの威力に驚愕したり、実は中身濃ゆい語れるRPGだと思う。

攻略本で思い出したけど、戦闘解析編というモンスターデータが掲載されている本の雑な作りにも笑った覚えがある。
モンスターのグラフィックがメインの本なのにモンスターのトリミングが滅茶苦茶で原型留めていない奴もいる酷い本だった。
FF3の攻略本は背景ごとトリミングしてたのに今回はモンスター毎にトリミングしたから画像は粗いわ汚いわで売り物としてどうかと思う出来であった。
(確かFF1+2の攻略本も酷かった記憶がある。FF4戦闘解析編も重版分は綺麗にトリミングし直したそうだ)
まあそんな事言っても当時は読み込んでたけどね。出版技術も成長したもんだ。
(2022 06/08)


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●ファイナルファンタジー4イージータイプ


ファイナルファンタジー4が簡単になった入門向けソフト。

というのがウリなんだけど、言うほど簡単になってない気もする。
便利な裏技も消えちゃったし強アイテムも一部コマンドも消えた。
これから続くインターナショナル商法の嚆矢というか、FF4移植・リメイク地獄の発端というか、
暗黒モンスターよろしく延々と増殖していくFF4劇場の幕開けだ。
とはいえ無印版の三ヶ月後に発売だからすごいスピード調整だ。おまけにミニ攻略冊子も付いてきてパッケージも新規絵でポップでいい感じ。
まぁこれは面白い試みで、雑魚敵の名前の変更とか(シーボッツ→きょだいばいきん等が有名)
あとラスボスの造形も大幅に変更された。中央の水着娘は誰なんだい。この水着娘の抱擁は跳ね返す事ができる。バグは追加されてんだ。
(2022 06/08)


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●ファイナルファンタジー5

最近15年ぶりくらいにプレイした。バッツ一人旅。
昔やった時はストーリーもっと淡白な記憶があったけど結構山あり谷ありしてて面白かった。

さて、FF5といえばジョブ&アビリティシステムがウリで、キャラ成長の自由度が高いことで知られている。
やりこみ動画、低レベルクリアとか縛りプレイも盛んに行われていて、相手の耐性の裏を突いたり意外な攻略法があったり
単純な物理ゲーに留まらない戦略の奥行きのあるゲーム性になっている。

なんだけど実際プレイすると結構辛い所も多い。まず必要なアビリティ取得までがすげぇ長い。
キャラ強化するにはとにかくABPを稼がなくてはいけない。稼いでる間は本当に作業。つまらない。目標ABP半分でもいいだろ。
一人旅だからなのか初見殺しも多い気がした。こっちの耐性の穴を突かれての全滅巻き戻しでイライラ。
リボン装備してんのにゾンビになるんじゃないよコノヤロー。
まあ周回前提なんだろうけど、取り逃したら回収不能な要素も結構多い。ティンカーベルとか使わないけどスルーするのもなんか嫌。
戦闘演出もなんかスピード感ないし、BGMもFF4のほうが…ってそろそろ狂信者に刺されそうなのでやめときます。

ここからは面白かった要素を挙げよう。
いろんな戦略が取れるのはやっぱり面白い。アビリティにステータス補正が掛かるのも良い。
なんだかんだ文句言いつつクリアまで進められたのはそこに尽きる。
装備やらアビリティ、ジョブの特性を眺めながら、最適解を導き出す。RTAのチャート作りにも通じるものがある。
先に挙げた通りストーリーも案外良かった。エンディングは全然忘れていたのもあってちょっと感動。あんなに長かったかエンディング。
あと昔プレイした記憶よりグラフィックは良かった。街エリアの全体的に青っぽい、クリアな感じが落ち着いてて好き。
メリジューヌのグラフィックもいいですねぇ。グフフ。

FF5はいわばパズルゲーム。パズルを埋めてく面白さで、最初から攻略情報解禁してプレイしても良いと思う。
っていうか完全初見の情報0だと今やっても多分あんま面白くない。知識無い状態だとバランス悪いまであるよFF5。
FF5神バランス史上最高傑作うおおの人結構見るけど思い出補正ってのもあるし、なんなら未プレイ勢もいると睨んでいるぞ。
次回作のFF6は頭空っぽにしてオートボウガンぶっ放してサクサク倒すゲームだけど、それも一つの面白さの形だと思うし。
(2022 08/12)


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●ファイナルファンタジー6

ということでFF6。グラフィックとBGM大好き。雪の炭鉱に謎の美少女と魔導アーマー。オープニングは100点。
ずーっとティナ主人公のほうが面白かったんじゃないかと今でも思ってる。ティナイベント増やしてほしかった。

FF5でも書いた通りFF6は結構過剰戦力というか、もちろん前提としてゲーム知識は必要だけど味方がすごい強くなれる。
武器ぶん回してるだけでも勝てるってのは、結構思い切った豪快なバランスだ。味方も多い。14人。
不満点に魔石ボーナスの話が出てくるけど、そんなん関係ないくらい強くなる。
インスタントに強くなって先に進められる。
逆に途中の魔大陸辺りはめんどくさい敵多いし、逃げられないしで辛い。まぁ前半戦最後の山場だから仕方ないのか。
分割ダンジョンも手間な割にそんなに面白くないと思う。
グラフィックはホントに良い。最後のラスボスのキンキラ感もゴージャスで良い。弱いけど。
初見勢なら苦戦するくらいには強いラスボスだけどFF3、4辺りに比べたら全然弱い。
人数絞ってイベント増やして欲しかった。ティナの。
(2022 09/01)


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●ドラゴンボールZ 超武闘伝2

人気漫画ドラゴンボールのスーパーファミコン用対戦型格闘ゲーム。

パブリックイメージで語られるようなマヌケな悟空じゃない、原作の大人の悟空が描けていると個人的に思う。
この時期が一番悟空が面白いキャラクターしてる時期じゃないか。ソリッドな感じもあり、父親としての葛藤あり、負け試合も多くて(最後は死んじゃうし)
セル編って結構、悟空の弱い所情けない所ばっかりという、セル編の悟空の描写は後にも先にもない異色な組み立て方されている。
後続に任せるよ他の皆も頑張れっていう、週刊誌で死ぬほど酷使されてる鳥山明の願望が悟空に投影されてなのか
戦闘狂キャラから一歩進んだ(あるいは後退したのか)リアルな大人の面が見える悟空。

不安定なんだけど間違いなく頼れるヒーローでもあるわけで、やっぱし出てくる。ただし今回は隠しキャラで。
この「主人公の孫悟空が隠しキャラで登場」ってのがクールで粋だと思う。
出てくりゃ相手をげしげし激烈連脚で蹴り殺せる強キャラであり、でも息子よ頑張れみたいな。運動会で活躍するパパ的な。上手く言えない。

ゲーム全体としてシリアスでBGMも耽美的で、クールなドラゴンボールなんですよ。
やれ戦闘力だの、やれ合体吸収だのうるさくないここらへんの空気感が好き。
ドット絵も格好いいんだ。ちょっとアニメーション枚数少ない気もするがまあ仕方ない。

システム的な話だと、コンボがない一発勝負は格ゲー初心者にも優しいと感じる。ダウン中に策略練れるから良い。テンポはちょっと悪いかな。
あんまり知られていない隠し要素としてステージ毎にキャラの相性があり、ダメージ倍率に影響するなど実はしっかり作り込まれているゲーム。
かめはめ波打ち合うだけのゲームじゃないんです。これ。
ただのキャラゲーに収まらない骨太な格闘ゲームだとわたくしは確信しております。
(2022 06/13)


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●ドラゴンクエスト5

FF3と同時期、幼稚園児か小学生低学年の時に初プレイ。
Vジャンプの薄い攻略本と説明書も一緒に貰った。
説明書を見ると、漫画チックな一枚絵が載っててそれ見てるだけでも楽しかった。
モンスターが仲間になるらしい。いつ仲間になるのかなぁなんて事ばっかり考えてた。
まだゲーム自体ほぼ未知の世界だったわけで、キャラが歩くだけで面白い年頃。

右も左も分からないなりにストーリーは進み、妖精の国もがんばって攻略できた。
ラインハットのお家騒動に巻き込まれ、古代の遺跡へ。ここから暗雲が立ち込めてきた。

王子が山賊みたいな奴らに誘拐ってイベントの異質感というか、今までもっとファンタジーしてただろ的なモヤモヤ。
パパスもそれ追っかけて行っちゃうわけ。おいおい待ってくれと思いつつ別行動に。
やけに強いがいこつへい達を蹴散らしつつ、遺跡の中央に行くと、パパスと怪物達が話してる様子。
敵キャラを見ると仲間になる敵アイコンなんだ。あ、ここで仲間になるんだ!と思ったら普通に倒してるパパス。

なんかいろいろ困惑しつつ、王子を助けると敵の追手がやってきてピンチ。
入り口に逃げると、悪そうな奴か待ち構えるではないか。そこからの展開はショッキングでグロテスクだった。
ゲームの進め方を間違えたと思って一年以上プレイ出来なかったからなぁ。純粋だった。
(2022 06/08)


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●ドラゴンクエスト6

ドラクエ5から格段にパワーアップしたゲーム。
何がパワーアップしたかって歩くスピードがめちゃ速くなった。ドラクエ5の二倍以上速くなった。
速すぎて階段に入れないよと親戚の兄ちゃんに言われて、難しいもんだなと思った。

その他も進化してて、敵がアニメーションするんだ。小学校の図書室にドラクエ6の制作工程をまとめた児童書があって
いちいちドット描いてんだなぁと感動した覚えがある。今調べたら一般流通してない図書館本だそうだ。
ちなみに(TVゲームをつくる ドラクエYができるまで (わたしたちの生活と産業 調べ学習にやくだつ 10) / 飯島博 / ポプラ社 )という本。

自分の持っているROMは、データが消えやすくて全然先に進めなかった。
ROM振ると中からカラカラ音がして、開ける手段も分からなくて、悲しい音だった。
(2022 06/08)


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●パネルでポン

パズルゲーム。

2021年にはじめてプレイして、ちょっと衝撃。キャラがかわいい。萌え。
センスいい感じです。名前は聞いたことあったけどこんなゲームとは知らなんだ。
連鎖とか全然組めないんだけど、なんか見てるだけでおもろい&満足。
東京オリンピックを横目にプレイしてました。
(2022 06/08)


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●ストリートファイター2

対戦型格闘ゲーム。

周りにスト2好きがいないから思い入れがあんまりないゲーム。
対戦ゲーは相手いないとなぁ。仕方ないから一人でやるんだけどCPUに勝てない。
キャラの動きとなんかやりたい事が一致しないでボコボコにやられて辛い。
個人的に上手い人の対戦見てる方が楽しいゲーム
キャラクターの外連味あって面白いけど、まだ使い回すかね。余計なお世話か。
(2022 06/08)


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●ロマンシングサ・ガ

スクウェアから発売されたロールプレイングゲーム。

開幕クソデカ恐竜にあっという間にやられて世界の広さを思い知るゲーム。かわいい顔して強いんだ。
ロマサガ1が偉いのは、ディステニィストーンが全部揃えられない所だろう。普通揃えたいけど現存してないから無理ってリアル。
生き別れの姉とも会えないし、邪神妹とも戦えない。あっという間に裏でイベントが消化されてしまう。これはどうした事か。
つまり、あくまで主人公達ひいてはプレイヤーの我々は一介の人間に過ぎないって事だ。どんなに強くても。
世界が自分中心じゃないから、置いてけぼりを食らうからロマサガ1の世界は広いし奥行きを感じるのではないか。

油地獄って何だよ、敵多すぎだろって突っ込みもあるだろう。でもしょうがない。そういうもんなんだから。
ドラクエ1と真逆のゲームデザインと言える。荒削りで理不尽で積み要素満載なんだけど、手に負えないからこその魅力がある。気がする。
(2022 06/08)


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●ロマンシングサ・ガ2

ロマンシングサ・ガの続編。続編だけど、前編とのストーリーの繋がりは無い。

閃きシステムが初登場。サガといえば閃き。
サガシリーズ随一の完成度で、未完成ではないちゃんとしたサガだ。
ちゃんとしているってのは、一本筋通ったストーリーがあるってことで、結構泣かせる設定なんだ七英雄。

主人公がキャラではなくアバロン帝国というか、仲間キャラもポンポン入れ替わるし、はっきり言って皇帝すら 使い捨てのコマ感がある。
攻略ルートはロマサガ1のほうが自由度がある気がする。戦闘面ではこっち。
(2022 09/01)


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●トルネコの大冒険 不思議のダンジョン

ドラクエ4の仲間キャラクターの一人、トルネコが主役のローグライクゲーム。
ガーデンブルグの牢屋に置いてかれたおっさんが主役。
ローグのゲーム性とドラクエキャラが上手く噛み合ったなぁと感心。

そもそもローグライクとはなにか。
読んで字のごとく「ローグ(英:Rogue)」という名前のゲームが元にあって、そこから派生していったものを指してる。(英:like 〜のような)
1980年に大元のローグが発表されて、それのキャラを変えたバージョンがこのトルネコの大冒険になる。
ゲーム性でいうと、ローグとトルネコは完全に同じゲームだ。
今だったら怒られちゃうんじゃないかと思うけどドラクエのキャラクターに変換することで、日本でもヒットしたってわけだ。
ゲームでも漫画でもそうなんだけど外から持ってきて味付けだけ変えて出すってのはもう出来ないな。
(2022 09/02)

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●スーパーファミスタ5

1996年にナムコから出た野球ゲーム。
あんまり野球ゲームは得意ではない。打てないし守れない。難しい。まあそんなことはどうでもいい。
結構有名な話なんだけど、このゲームの楽曲担当スタッフはキリンジ(KIRINJI)の堀米貴樹氏。
ここで使用されたフレーズが1stアルバムの「ペイパードライヴァーズミュージック」でアレンジされている。

キリンジって何だよという人のために簡単に説明しよう。98年メジャーデビューの兄弟二人バンドだ。
デビュー一発目から捨て曲無しのとんでもクオリティのアルバム(PDM)を世に放って音楽ファンの人々を驚かせた。
兄堀米貴樹の書く捻くれたコード展開(音楽的素養はないから詳しいことは知らないけど)と歌詞。
弟堀米泰行のクリスタルボイスの合わせ技は邦楽界の良心と呼ばれているのでした。ほんとに。
この次の2nd、3rdもその次もその次もすんごい名盤で・・・まぁいろいろ配信とかもされてると思うんで一回聞いてみてください。
紆余曲折あった後、兄弟バンドとしてのキリンジは分解してしまう。今でももったいないと思ってる。
「エイリアンズ」が一応の代表曲だけれど、自分的には「風を撃て」「恋の祭典」「君の胸に抱かれたい」などもオススメ。
以上、キリンジの紹介でした。
(2022 09/01)


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●真・女神転生

SFC版メガテン。略称は真1。
東京に住む主人公がいろいろ巻き込まれててんやわんやするゲーム。
メガテンと言ったら東京に悪魔が出てくるのがお約束。崩壊前の東京を冒険できるとこは真1のユニークポイント。
他の作品だと悪魔に蹂躙された後からのスタートが多かったりする。そういう訳で初代デビルサマナーも結構好き。
ストーリーはめちゃエグい。序盤のお母さんがやられちゃうイベントでウッとなりました。
いろいろあって東京は大破壊されちゃう。大洪水も起きる。なんかエヴァ的というか、AKIRAチックというか。
家族も友達も守れず、東京崩壊を防げないのが残酷。諸行無常。
一般人は知らん間に巻き込まれて裏の数人の行動で世界の命運決まっちゃう感。セカイ系ってやつ?
まあでも一般人は崩壊後も逞しく生きてます。

自分的には悪魔要素、オカルト要素、SF要素、東京要素あり、ディズニーのマウス要素あり、BGMも良曲揃いでかなり好きなゲーム。
でも減点ポイントが2つほど。一つはラスボス。なんか消化不良感があって前作FC2次回作真2と比べるとちょっと規模が小さい気がする。
もう一つは、コンピュータのSE(ピロ音)がとにかくうるさい。高音ピロピロ音が頭に刺さる。一回気になるとずっとこれが気になるの。

井の頭公園でのバラバラ殺人事件やエコービルの噂、将門様伝説、都市伝説 はやくけせ など場外乱闘含めて真・女神転生1はビターなゲームなのだ。
でもこっちは神をも恐れぬヒーロー様だ。迷宮カテドラルも楽しんじゃえ。

(ちなみに今調べたら はやくけせ は真2で発生した体験談が元ネタらしい。 知らなかった)
(2022 10/29)


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●真・女神転生U

SFC版メガテン。真2。FC版2のセルフリメイク的作品。
真1のエンディングから年月が立ってからのスタート。近未来の世界だから一応東京の地名は残ってるものの、面影はない。
いきなり丹下段平のパロディキャラが出てきたり、バーチャル空間要素ありでちょっと前作から毛色が変わった感はある。
理由はあるんだけど最初からお使いイベントが多い。尻上がりに面白くなっていくゲーム。
プレイしたのが相当昔だからアレなんだけど、最初からちょっと難しいゲームだった記憶がある。
どっかの地下道のアークエンジェルとか天使がむちゃくちゃ強かった気がする。

てんやわんやあって途中で主人公やヒロイン達の衝撃の出自が明かされる。これがまた真1に負けず劣らずハードな展開なんだ。
それから楽園行ったり魔界行ったり、最後は方舟乗って唯一神を倒しちゃう。すごい。

面白いんだけど、他シリーズのパンチも相当効いているからちょっと地味なイメージはある。バグも多い。
でもストーリーのスケール、展開は随一だと思う。後半が面白いんです。後半が。
あとガラケーで続編が出てたね。コロシアムなんとかってやつ。懐かしいね。
(2022 10/29)


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●ストリートファイターZERO2

ストリートファイターシリーズのZEROシリーズの2。なんのこっちゃ。
↑でスト2に文句言ってた割にこんなのも持っている。1500円くらいで買いました。
SFC無茶移植で有名なソフト。対戦前に十秒程度のロード(画面硬直)が挟まって一笑い。
SFC末期のソフトだから被害者は少なかったのかなぁと想像。
今買う人はそこ周知の上買うからいいだろうけどさ。初見の衝撃はすごいと思う。壊れたと勘違いしてもおかしくないもん。
ちなみに対戦始まっちゃえば普通に遊べます。グラフィックもスゴくキレイ。さくらも可愛い。
(2022 10/29)


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●ドラゴンボールZ 超武闘伝

超武闘伝シリーズの1。
FCからドラゴンボールのゲームは多数出ていたけど対戦格闘はこれが初めて。
2も名作だけどこれもなかなか面白い。キャラも多いし、キャラボイスがやたら鮮明でクリアなんだ。
小学生の当時、テレビゲームなんか一日一時間ですよ。それ以上やると怒られちゃうからね。
じゃあ一時間だけよと許しを経て、それで急いでテレビに配線して、SFCのカセットフーフーして、さあ始まった。楽しい時間。
テンションMaxでゲームスタート。COMと対戦だ。ちょっと殴るとめちゃくちゃクリアな音声でウワァッ!!とか言って倒れる戦士達。
なんつーか、これはダウンタウンの松ちゃんがよく言う「緊張と緩和」なんだ。そこで力抜けて笑っちゃう感じ。
今youtubeで聞いても笑ったから、当時はもっと面白おかしくプレイしてたと思う。

BGMもデモ必殺技なんかも2に負けず劣らず良く出来てる良ゲーム。
同キャラ対戦(なぜか裏技)だとメモリに余裕が出来て戦闘ボイスが増えますよ。
(2022 10/29)


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●ドラゴンボールZ 超武闘伝3

超武闘伝シリーズ好きでいろいろ語ってきましたけれど、3はちょっとアレなんだよねぇ。
素人から見てもとりあえず出しました感が見て取れる出来だった。
ストーリーモードも無いし、キャラ人選も微妙キャラばかりでうーん。界王神って。
良かった点を挙げよう。BGMは良かった。まぁこれも色々あって今では封印されてしまったけど。
あとベジータ。ベジータの声がちょっとおもろい。ホッホッホッ(高音)

当時のドラゴンボール熱って言ったら、半年に一本新作映画が作られるぐらい勢いあった訳で
出せれば何でも良かったんだろうけどね。まあ2が良すぎたって事でひとつ。
(2022 11/01)


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●ミッキーのマジカルアドベンチャー

あのミッキーマウスが主役のアクションゲーム。さらわれたプルートを探す冒険の旅に出る。
一面から難しい&ボスの体力が高いから初心者向けっぽく見えて、アクション慣れしていないとクリアは難しい。無骨。
コスチュームを手に入れると服に準じた能力が使えたり、ブロックや敵をスローイングできたり、版権ゲーにしては相当作り込まれていると思う。
ただセーブが無いから毎回最初からやりなおし。またトマトに乗ったれ。

ミッキーというと、昔はVHSで短編映画をよく見ていた。俗に言う旧声優版の方。
ミッキー主役のオススメ短編は「ミッキーとあざらし」(1948 Mickey and the Seal) 呑気な話で好き。
(2022 11/02)


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●ドラッケン

ドラッケン。フランス生まれのロールプレイングゲーム。
説明書が無いから基本システムもいまいち掴めないまま旅が始まった。
脈絡のない唐突な戦闘。超スピードで閉じる跳ね橋。不可解な入水。キラキラ光る味方。
64のヘクセンといい海外ゲーは癖がすごいなあぁ。と思いました。
(2022 11/07)


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●スーパーマリオRPG

アクションゲームの雄マリオがRPGになって新登場。
任天堂とスクウェアの共同開発で話題になった作品でもある。
RPG初心者向けとして銘打たれ、実際難易度はさほど高くない。
饒舌すぎる住民たち、時計回りに進行するワールドマップ。攻撃&防御直前のアクションコマンド(ただしこれ自体はGBのリトルマスターが先んじて実装している)
強力な装備やアイテムも多く、隠しボス含めて初心者でもクリアまで辿り着けるはず。

ただちょっと考えてみると結構不思議なバランスのゲームだとは思う。
というのは初心者に向けているゲームの割にやたらセルフパロディとかメタ表現等の悪く言えば同人的なネタが多いのだ。
既に「お約束」になっていたピーチ救出から始まり、SFCのコントローラーを模した戦闘コマンド。 これはあくまで隠し要素としてだけどアニメのパロディ台詞もある。しかも前年放送のエヴァンゲリオンの台詞すらある。

あと度々住民達にねだられるジャンプアクションや反応。マリオは既に世界を救った英雄扱いなのだ。
行く先々であのマリオさんが?!的な反応をされる。これは今までマリオシリーズをプレイ&クリアした我々プレイヤー側に対する反応でもある。

そもそも当時マリオでRPGという大事故すら考えられる組み合わせを上手く料理して、革新的なシステムやこなれたメタネタまで詰め込んでプレイヤーに認めさせた。
裏ボスの演出といい、痒い所に手が届くゲーム。あとSFCが安くなるクーポンがあったか。
(2023 06/24)


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●ロマンシングサ・ガ3

ロマサガの3。
SFCゲーム最高峰のグラフィックと伊藤賢治のBGMがgood。
ただサガシリーズらしい理不尽仕様と極端なバランスは健在。
ストーリーやシステムにも未完成な所は多く見られる。魔王の玄室といった東方の没イベントや聖王の槍取り返したのに
なんもないんかいと言いたくなる中途半端イベントから最強モンスターが不具合で出現しないミスまで取り揃えており、つくづく自由なゲームだと考えさせられる。
それでも欠点を上回る魅力があるし、勿論ゲームとしては成立している。プレイする分には手軽に始めやすくオススメ。

四魔貴族周りの設定は面白いと思う。
アビスに居る四魔貴族達は人間世界に侵攻したいんだけど、本体のままでは強すぎて人間世界に来られないからアビスゲートを介して幻影を飛ばし、世界制服を試みているのだ。
この人間世界側と魔界側に境界があり、本体の強さ上に動きに制限が課せられるという設定は他のサブカルチャー等でも見られる。何か元ネタがあるのだろうか?

閃き、見切り、開発、トレードなどなどやりこみ要素がかなり多い。このゲームは攻略サイトを参考に攻略順を計画してプレイしても面白いかも。
ちなみに閃き特性が無いからといって技を閃かないという訳ではないです。画面の通り。ってわかんないか(エレン一人旅)
(2023 09/06)


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●スーパーマリオワールド

スーパーファミコンのローンチタイトル マリオ4。
FCの3から大幅にパワーアップして帰ってきた。ヨッシーも登場。
セーブも出来る。マントも出てきた。すごい。
3の完全上位互換じゃんと言いたいところだけど、実はちょっと物言いたい事がある。
というのはマリオが3より可愛くないんだ。3のマリオはころっとしてて可愛い。
ってかなんかグラフィックが野暮ったく感じる。ローンチタイトルなんで洗練する暇が無かったのかもしれないが。
あと ハジメカラ っていうメッセージが怖い。本編では平仮名メッセージあるのになんでそこだけカタカナ?
ヨッシーが吐き出したSEとかも可愛くない。バオみたいなSE。クリア後のアレに関しては言うまでもない。
なんかそういう細かいところに外国製っぽさみたいなものを感じる。

でも動かすと流石に面白い。なんていってもヨッシーの登場はデカい。ボリュームも多いし目立ったバグも無く作りこみは凄い。
文句はあるが結構遊んだ記憶がある。遊びやすさでいうと3よりこっち派なんだよなぁ。
(2023 09/06)


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●ガンハザード

ガンハザードはフロントミッションシリーズの外伝として発売されたアクションRPGだ。
ヴァンツァーと呼ばれる駆動兵器に乗り、いろんなウェポンを使いつつ戦うゲームだ。

アクションといってもレベルがあり、装備変更もできるアクションRPGという立ち位置のゲームで、様々な武器が仕様できる。
またフロントミッションシリーズの外伝といっても独立したシナリオで、前作をプレイしていなくても問題ない。安心してプレイ出来ます。

このゲームが偉いところはとにかくカタルシスの解放に徹したゲーム性になっているとこ。
というのは、ゲームをゲームで例えるのはアレだけどこれってマリオペイントのハエ叩きに近いのかな。圧倒的なパワーでそこらへんを飛び回る雑魚を倒し潰すゲームなわけ。
ショットガンやらバズーカで雑魚ヴァンツァーをまとめて倒してスッキリするシンプルなゲームなんです。
ちょっとヴァンツァーの動きにクセがあるけど慣れればクリアは簡単。武器やシールドのレスポンスは良好だし。ストーリーを進めると自由度が増える。

敵もしっかり悪そうな顔をしてて、実際悪だくみだったりロクでもないキャラが多い。なぜかそいつらの新型ヴァンツァーとタイマンになり一騎打ちするのが基本的な流れだ。
作中の台詞も結構面白いのが多い。ネット上でネタにされている台詞も多い。仲間も個性的。
なんかヘヴィな世界観っぽく見えて半分水戸黄門入っているような王道ストーリー。
いろんなバリエーションでガンガン敵をなぎ倒せるし、面白いよ。
(2023 09/06)


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●グラディウス3

アーケード版の移植作品。
なんかすごい処理落ちするやつ。
当時公民館にSFCのゲームカタログが置いてあって、それを見て中古で買った。
当時クリアは出来なかった。今ならどうだろう?
(2023 09/06)


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●悪魔城ドラキュラ

SFC版悪魔城ドラキュラ。
よく遊んでいたけど滝のステージでだいたいやられていた。結構難しいんだ。

BGMが名曲だったのと、後のシリーズに比べてユニークな敵が多い。
なんかアルマジロみたいな奴いたよなぁと調べたら映画「魔人ドラキュラ」にもアルマジロが出演しているらしい。
吸血鬼の使い魔にアルマジロはメジャーで、墓地の土に寄り付く害虫を食べてくれるから好まれるとのこと。
へぇぇと思いつつもう少し調べたら悪魔城ドラキュラのアルマジロっぽい奴の正式名称は「針トカゲ」だって。
アルマジロじゃねーのかよ。
(2023 09/06)


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●悪魔城ドラキュラXX

PCエンジンから発売された悪魔城ドラキュラ血の輪舞の移植的立ち位置の作品。
主人公はリヒター・ベルモンド。悪魔城シリーズお馴染みのムチ使い。
グラフィックとBGMは滅茶苦茶良いと思う。敵キャラに関しては続編「月下の夜想曲」にも流用される程の完成度だ。
BGMやアニメーションが原作より劣化したという声もあるけれど個人的にはかなり好き。

問題点もある。
というのは移植的な作品だけれど完全再現がハード上の問題で原作よりステージが少なくなってしまった。
操作キャラも原作ではマリアという女の子キャラが使用できた(しかも強い)のに削除されてしまった。

それらを差し置いて個人的に一番問題だと思ったのは操作性だ。前作よりムチアクションもグレードダウンしてる。
というか次世代ハードになっても結局やってることがファミコン時代から変わってないという残念さ。
なぜこれだけグラフィックもBGMも強化されていながら操作性の悪さが気にならなかったのかなぁ。
原作と別物と割り切ってもっとグリグリ動けてダッシュ機能付けたら全然評価が違ったと思うのだけれど。
結局ダッシュの代わりにバク転で進む姿は間抜け。なんだか悪い形で前作達の要素を引き継いでしまった感じでもったいない。
ちなみにこのソフトはかなりプレミア価格になってしまった。
(2023 09/13)


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●スーパードンキーコング

イギリスのレア社が開発したドンキーコングのアクションゲーム。
これはすごい。実写のような背景。アンッとかオ゛オ゛ッとか言ってやられるワニ軍団。やたら記憶に残る籠ったSE。幻想的なBGM。
そしてやたらダークな世界感が小学生時分かなり刺さるソフトだった。
アクションゲームとしての出来も上々なんだけど、ちょっと難しかった。セーブポイントまで必死にプレイしたのを覚えている。
次回から若干ノリが変わってしまう。1が一番大自然っぽかった。男二人逆襲の旅。 このダークファンタジーでロードムービー感が初代スパドン。

攻略本も持っていた。表紙に こらっクランキー!盗んだバナナをかえせ! と書かれていた。
クランキーは味方のキャラでしょうが。
(2023 12/06)


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●星のカービィスーパーデラックス

木目調のパッケージから一転。中身はギンギンギラギラのド派手なアクションゲーム。
2の仲間キャラはここではお休み。敵キャラをそのまま操作できるヘルパーシステムが登場した為だろう。
パチスロの如くテンションの高さと多種多様なアクション性でまぁ近所の友達連れてきて遊んだ遊んだ。
サクッと一周遊べてそのうちデータが消えるこのインスタント感。このぐらい気軽でいいんだよ。
ダメージ計算とかはかなり複雑らしいです。
(2023 12/06)


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●不思議のダンジョン2 風来のシレン

不思議のダンジョンシリーズ二作目であり、風来のシレン一作目。

前回のトルネコはあんまりにもローグの丸写しだった。
のでオリジナリティを出すためにいくつかの新システムが導入された(のだろう) 今作から壺と合成と店が登場する。
持っていける所持アイテム数が限られていて、なおかつ所持アイテムで道中の危機を打開するゲームにとって
ほぼ無条件で所持数を増やせる保存の壺の存在は大きい。合成システムは装備品の強化に加え、アイテム欄に余裕を生むことができる。
店はお金で購入することは勿論、盗むこともできる。強引に泥棒して後の展開を有利にすることができる。
これらのシステムはプレイヤーを有利にさせるものだ。しかし、個人的な見解なのだけれど、ローグライク衰退はこういった
選択肢の多さからくる煩雑さ、複雑化、そして高難易度化から始まっている。つまり壺システムって実は失敗だったんじゃね?という考えだ。
失敗は言い過ぎか。ごめん。
いやまぁもちろんあれば使うけどさ、せめて何かしらの制限は設けるべきだったと思う。特に保存の壺はかなりバランスブレイカーな存在と思ってるから。

(難易度)
トルネコ1(ローグ)は完全に取捨選択ゲームでこれは20枠という絶対的な指標があってその中でやりくりするゲームなわけ。
何があっても20枠。合成も無し。それに比べて保存の壺は識別後はノーリスクで枠数を増やせる。
枠が増えるということは、敵や罠への対処法が増えるということ(対抗手段の増加=難易度の低下って考え それは難易度が保存の壺の個数に依存してしまうということ)
となると難易度を上げる際にはアクション要素が無い本システム上、入手アイテムを絞るか無茶苦茶強い敵を登場させるか新システムを導入するかになる。
結局それがじわじわと高難易度に繋がってしまったという考え。

(ユーザビィリティ)
食料保護、ギタン砲、という要素は戦略として面白いと思う。けどオニギライズや矢稼ぎという稼ぎ作業との相性が良すぎる。
こんなもんあくまで安全策だからやらなくてもいいんだけど、セオリーというかやんなきゃ損ならやるでしょ。初心者ならなおさら。
この作業がプレイのテンポを悪くしている。(あとは中身確認や管理のコマンド操作もテンポ悪い 最近改善されたけど)
リソース(アイテム)管理ゲームの割にそこがすげぇアバウトな感じするんだよな。保存の壺さんよぉ。

どこかしらでぶつかる問題だろうからシレン1に罪は無い。というかこれ後続シリーズに対する話だから。
前提として、ローグライクって別に難易度なんか上げる必要ないと思うんだ。
やまびこの盾拾ったやったーこれで勝ちみたいなノリ。そういう意味ではシレン1はかなり大雑把ながら「楽しい」ゲームなんだわ。
36階までに装備揃えれば勝ちみたいな。強化分裂白紙透視。当たりアイテム拾えればプレイヤー側がガン有利で楽しく終われる。思考する場面もあるけど強引に突破もできる難易度。
そのぐらいのゲームバランス(低〜中難易度)なら保存の壺もジャンジャン出ていいと思う。どうかしら。
(2023 12/06)


54
●スーパードンキーコング2

スパドン2。
前作に比べて作りがかなりポップになった。ステージも観光地的になったように感じる。
また、敵に連れ去られたドンキーコングの代わりにディクシーコングが登場。
軽量キャラで、かなり軽快な動きでステージ場を駆け巡ることが出来る。

SFC実機の話なのでVC版や移植版では緩和されたと思うけど、3面にくらやみダイビングというステージがある。
タイトルの通り暗闇の水中を攻略するステージで、お助けキャラのアンコウのグリマーの力が必要になる。
このアンコウの仕様が最悪で、進行方向側を照らしてくれるのだけれど、キーを反転させると振り向き様にフラッシュ描写が挟まれる。
つまり ← (フラッシュ) → といちいち画面がパカパカと点滅するのですっかり気分が悪くなってしまった。
おまけに迷路のように入り組んでおり、行ったり来たりを繰り返す作りになっているのがキツイ。
かの有名なポケモンショック後に画面の点滅に規制が入ったけれど、当時は画面が激しく点滅する演出がゲームに限らず多様されていた。
使いずらいUI周りや不便な仕様が撤廃されて、プレイヤーの負担が減らされていく。失敗から学ぶべし。
(2024 03/23)


54
●ジェリーボーイ

ゲームフリーク作のアクションゲーム。

ジェリーに変えられた王子様を操作して悪の魔法使いを倒しに行くストーリー。王道だぁ。
壁に引っ付いたり玉を出して攻撃したり結構色々できる。面白そうでしょ。でもそんなに面白くない。
微妙な当たり判定にイライラさせられて思ったより爽快感が無いのが惜しい。
もうちょっと洗練されてたらスマブラ出れたのになぁ。なんかが足りない。惜しいゲーム。

続編も開発されていたけど発売中止になったとの事。元電気グルーヴの砂原良徳(まりん)が音楽担当する予定だったらしい。
ジェリーボーイ2が販売された世界線があったらなぁ。
YMOカルトキング、ケラさん逃げて事件と、たきの自然学園の思い出に続くまりん伝説に加えられた可能性があったのになぁ。ないか。
(2024 03/23)


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